【HD-2D】Switch2版ドラクエ1&2はキーカード方式!Switch2を持っていてたとしてもSwitch版を買うべき理由

【HD-2D】Switch2版ドラクエ1&2はキーカード方式!Switch2を持っていてたとしてもSwitch版を買うべき理由

【HD-2D】Switch2版ドラクエ1&2はキーカード方式!Switch2を持っていてたとしてもSwitch版を買うべき理由

HD-2D版ドラクエ1&2

ドラクエ1&2

2025年6月5日、ついにNintendo Switch2が発売されました!

私も欲しくて何度も抽選に応募しているんですが、残念ながら落選してばかりで、まだ購入できていません。

それでもいずれは購入するつもりだし、10月30日にHD-2D版ドラクエ1&2が発売される頃までには手に入るだろうと思ってます。

なので、最初は「ドラクエ1&2を予約するならSwitch2版でいいかな」と思っていたんですが、どうやらそう単純な話ではなさそうです。

最初に結論からいうと、私はSwitch版を買います。なぜSwitch2版を買わないことにしたのか、理由を説明していきます!

 

Switch2版はキーカード方式

Switch2版を買わないことにした最大の理由は、従来のゲームカードと違って、キーカード方式だからです。

キーカード方式とは、カードを本体に挿すことで認証する仕組みのことで、実際のゲームデータはインターネット経由で本体にダウンロードする必要があります。

つまり、初回プレイ時にインターネット接続が必須になってしまうのです。

せっかく購入したのにダウンロードが終わるまで遊べない、ってパッケージ版のメリットが潰されてますよね。

例えば、ショップに買いに行って帰りの電車の中でちょっとプレイしてみるとか、そういう楽しみ方ができないわけです。

譲渡や売却は可能

キーカード方式は、「一度ダウンロードしたらその本体でしか使えない」と思われがちですが、実際には違います。

他の本体でも、キーカードを挿せばダウンロードもプレイも可能です。

そのため、友達に貸して遊ぶこともできるし、中古ソフトとして売却も可能です。

なお、ゲームデータをダウンロードした後も、起動時にはキーカードを挿しておく必要があります。

ダウンロード版ならカードの入れ替えが不要ですが、キーカード方式では従来のゲームカードと同様に、その都度差し替える必要があります。

容量を圧迫する

ゲームカード方式のメリットは、本体にダウンロードの必要がないため容量を圧迫しないってことです。

キーカード方式だとゲームデータはダウンロードしないといけなくなるため、もし容量が足りなくなったらゲームデータを消さないといけません。

また遊びたくなったらもう1回ダウンロードし直しになるので、すごくめんどくさいです。

Switch2の容量はSwitchの8倍となる256GBあり、microSD Expressで容量を追加することもできるので、よっぽど足りなくなることはないと思いますけどね。

Switch2のゲームはほとんどがキーカード方式になるらしく、たくさんゲームを入れてると気になってくるかもしれません。

強制アップデートの可能性

Switch2のキーカード方式では、初回に必ずダウンロードが発生します。

その際に最新バージョンが自動的に適用される可能性が高いです。その結果、初期バージョンでのプレイが事実上不可能になります。

HD-2D版ドラクエ3では、発売から約半年で大幅アップデートが行われて、移動速度や職業バランスなど、初期とは別ゲーと言っていいほど大きく変わりました。

Switch版であればインターネットに接続しなかったり、アップデートをせずに初期版のままプレイすることもできますが、キーカード方式だとそういうわけにもいきません。

ドラクエではどうかわかりませんが、RTAではバグが修正される前の初期版を使われることも多いですよね。

そういった選択肢がなくなるというのはユーザーにとって不利な部分です。

長期間の保存に適さない可能性

Switch2のゲームはほとんどがキーカード方式になるそうです。

なので初回のデータダウンロードは長期に渡って可能だと思いますが、数十年経ってもずっとできる保証はありません。

最初からデータが入ったゲームカードであれば数十年後でも壊れない限り遊べるので、これはキーカード方式の明確な弱点と言えると思います。

例えるならば、ファミコンのカセットは今でも実機を用意すればプレイできますが、ディスクシステムの書き換えはもうできない、という状況に似ています。

ドラクエ1&2のような長期的に保存したいゲームであれば、どちらが有利なのかは言うまでもないでしょう。

Switch版なら運用の自由度が高い

ハードの世代交代時には、旧型機向けと新型機向けのソフトが同時に発売されることは珍しくありません。

たとえば「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」も、Wii U版とSwitch版が同時発売されましたよね。

ここで大きな違いとなるのが、SwitchのソフトはSwitch2でも遊べるという点です。

つまり、Switch版を選んでおけば、たとえば「兄弟がSwitch2で別のゲームを遊んでいる間に、旧Switchでドラクエをプレイする」といった使い分けが可能になります。

Switch2版を選んでしまうと、当然ながら旧Switchでは動かせないので、運用上での幅は狭まります。

パッケージの統一感

Switch2版はパッケージ上部が赤色になっていて、Switch2版と見分けがつきやすくなっています。

下にはキーカードの説明が付いていて、インターネット環境が必須なことがわかるようになっています。

どちらも親切ではあるんですけど、デザイン的には野暮ったいと言わざるを得ないです。

Switch版だとスッキリして綺麗なデザインで、HD-2D版ドラクエ3との統一感もあるので、並べて飾りたくなりますよね。

そして、ドラクエ3にはブック型収納ケース付きがあったんですよ。

Switch2版だとデザイン的にこのケースに合わないので、ブック型収納ケースを買った人はSwitch版一択だと思います。

もしかしたら、パッケージを裏返したらシンプルデザインになる、とかの工夫はあるかもしれませんけどね。

なぜキーカード方式になるのか

このようにキーカード方式はデメリットの方が多く感じますが、Switch2ではほとんどのゲームがキーカード方式になっていくのはなぜなのでしょうか?

これは大容量のカードは製造コストが高く、認証のみのカードであれば安く済むから、と言われています。

そんなの企業の都合じゃん!と思ってしまいますが、その結果、ゲーム自体の価格を安く抑えられればユーザーにもメリットはあるので、必ずしも悪いことばかりではありません。

また、ゲーム自体が大容量化するに伴ってゲームカードに収まりきらなかったり、常時ネット接続や継続アップデートが前提になるゲームも増えています。

そのためキーカード方式に変わっていくのは時代の流れとして仕方ないことではあると思います。

HD-2D版ドラクエ1&2に関してはSwitch版が選べるので、ちょうど切り替わりの狭間って感じになりますね。

Switch2版を選ぶ理由

Switch2版では、グラフィックの滑らかさやロード時間などが改善され、より快適にプレイできる可能性があります。

もちろん、Switch版のソフトをSwitch2で動かしても、ある程度のパフォーマンス向上は見込めるとは思います。

ですが、やはりSwitch2専用に最適化されたソフトを使ったほうが、最大限の性能を引き出せるはずです。

スペック重視で、ストレスなく最高の環境でプレイしたい人にとっては、Switch2版の方が安心でしょう。

ドラクエ1&2は3Dグラフィックをぬるぬる動かす重たいゲームではないですが、画面転換は頻繁にあるので、ロード時間の差は積み重なると大きいかもですね。

とはいえ、このあたりは現時点では予測に過ぎず、実機で比較してみないと正確なことはわからないです。

まとめ

何も考えずにSwitch2版を予約するところでしたが、キーカードの仕組みを知ると明らかにデメリットの方が大きいと感じました。

パッケージ版を選ぶ人は、物を所持することの満足度も重視していると思うので、ドラクエ3とのデザインの統一感も重要な部分だと思います。

Switch版はSwitch2でも動かせるし、本体スペック向上の恩恵も受けられるので、Switch版を選ばない理由はないかな~と思っています。

なお、今回の記事は、Switch2のキーカードとはなんぞや?という疑問から、調べてまとめた内容になります。

なので知識が足りない部分もあるかもしれませんが、大方の理解としては間違っていないと思います。

もしSwitch2版の方が明らかなメリットがあったら教えてもらえるとありがたいです!

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