堀井雄二「コミケでベロニカコスの写真を撮りたかったが断られた、名乗って撮らせて貰った」
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ひとつ笑えるエピソードがあって。コミケに行ったら、たまたま『ドラゴンクエストXI』のコスプレをしている人がいたんですよ。
ベロニカとか。そのとき、写真を撮らせてもらおうと思って、声を掛けたんですね。
「すみません、写真を1枚撮ってもいいですか?」と声を掛けてみたら、お友だちとお話されていたところだったようで、
「取り込み中なので」とバッサリ断られちゃって(笑)。
――はははは! 「そのゲーム、俺が作ったんだけどな~」って思っちゃいますよね(笑)。
堀井
ふふふ。
――“堀井雄二、『DQ』のコスプレ写真を撮ろうとして断られる”と。もうそれだけで何か事件の見出しになりますよ。
堀井
それで、「どうしようかな~」とちょっと悩んだんですけど、せっかくだから写真も撮りたいし(笑)。
それで、タイミングをちょっと見計らって、会話がひと段落ついたようなので「何度もすみません……あの~、
僕、堀井雄二という者なんですけど」って自己紹介をしたら「あああっ!」って驚かれて(笑)。
――まさか堀井さんがコミケに来ているとは思わないから(笑)。
堀井
その後、無事に写真を撮ることができたという記憶があります。
――『ゼルダ』はどのくらい進みました?
堀井
4つの神殿はクリアーしましたね。ボスに向けてハートとかを集めているところです。
YouTubeでいろいろと調べて、ちょっとズルっこなテクニックも駆使して遊んでいます、僕は“チーター”なので(笑)。
――すごくドラマチックなふたりですから。いままで描かれなかった部分の物語も期待してしまいます。『DQモンスターズ3』の開発に堀井さんはどのように関わっているのでしょう?
堀井
テストプレイしたり、チェックしたりとかですね。ただ、最初のほうは徹底的に見て直しました。入り口は重要なので。
――それは、『HD-2D版 DQIII』や『DQXII』との関わりかたと同じですか?
堀井
だいたい同じですね。まぁ、『DQIII』に関して言えば自分で一度作ったものなので、いろいろとわかっていますから、
「ここをこう変えたいならこういう風にしたらいいよ」という感じでアドバイスをするような。
――『HD-2D版 DQIII』、『DQXII』の開発状況はどうでしょうか。
堀井
DQ3R:ちゃんと作ってる
DQ12:まだこれから