【DQMSL】6月14日 ヴォルカドラゴン新生転生あり!闘技場コンテンツの環境と今後の調整内容について!

【DQMSL】6月14日 ヴォルカドラゴン新生転生あり!闘技場コンテンツの環境と今後の調整内容について!

【DQMSL】6月14日 ヴォルカドラゴン新生転生あり!闘技場コンテンツの環境と今後の調整内容について!

闘技場コンテンツの環境と今後の調整内容

※本記事の前半部分はこちらのおしらせからの引用です

4月末から新たな闘技場コンテンツ「ロイヤルマスターズ」を実装し、育成したモンスターを活かして対戦を行う遊びを追加いたしました。こちらも遊んでいただいており、ありがとうございます!

そこで、闘技場にコンテンツが新たに追加されたこの機会に、運営としての闘技場環境の認識や、今後の調整方針などを皆さまにお伝えし、より奥深く闘技場を楽しんでいただくため、本お知らせを掲載いたします。

いつものお知らせとは異なった初めての試みとはなりますが、お付き合いいただければと思います。
後半には今後の調整内容も記載しておりますので、ぜひご覧ください!

はじめに

闘技場においては、様々なパーティが活躍することを目指しており、流行パーティやモンスター(環境)の変化をお楽しみいただけるように、新たなモンスターの登場や新生転生、モンスター調整などを行っております。

しかしながら、直近の一部調整の影響が大きかったことや、特定パーティへの対抗手段の登場が追いついていないことから、同じパーティやモンスターが突出して活躍している状況が、想定よりも長い間続いてしまっていると認識しております。

今後、勝率や使用率の低いパーティのモンスターを強化し、長期間突出して活躍しているパーティやモンスターに対して相性の有利を強めることで、現在より多くのパーティを選択しやすいコンテンツを目指します。

現在の闘技場環境

直近のマスターズGPやロイヤルマスターズの統計を参照すると、

・「魔扉の災禍オムド・レクス」を基軸とした「リバースパーティ」
・「闇の覇者りゅうおう」を採用したパーティ
・「ガルマッゾ」を基軸とした「マ素パーティ」
・「大地の精霊ルビス」を基軸とした「ルビスパーティ」

の存在が大きく、モンスターの系統を揃えたパーティ(「系統パーティ」)と比較して高い勝率を維持しています。

今後はより多彩なモンスターが活躍できるように、「系統パーティ」の強化を検討しています。
各系統への「秘伝エッグ」や「系統のツメ」の追加は、「系統パーティ」の影響力を高めることを意図したものです。

リバースパーティについて

「魔扉の災禍オムド・レクス」は「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」を代表するモンスターの「超魔王」版なので、かつての「魔王オムド・レクス」と同じように、環境に大きなインパクトを与えるモンスターにしたいという理念の元、実装いたしました。
高水準の強さを持つ「魔扉の災禍オムド・レクス」が「リバースパーティ」に追加されたことで、過去にも活躍した「リバースパーティ」が再度日の目を浴びる形になりました。

「魔扉の災禍オムド・レクス」追加前の闘技場は、「超伝説」モンスターを始めとした「○○ブレイク」効果を持つ攻撃役が環境の中心となっていました。
とくぎ「エレメントエラー」などによる「属性歪曲」状態は、これらの攻撃役に対して駆け引きを生むことや、「○○ブレイク」効果を持たなかったり、無属性とくぎが主体の攻撃役がふたたび活躍し、よりバラエティ豊かな環境にすることを意図したものです。

ただ、現状の「リバースパーティ」は、「ポセイドン」「ダゴン」の組み合わせや、「聖地竜オリハルゴン」のとくぎ「アストロン」により、ほぼ確実に2ラウンド目の「リバース」状態まで進行することができています。
また、「魔扉の災禍オムド・レクス」の変身を妨害する手段も乏しいため、高確率で「オメガ・レクス」への変身まで達成できている状況です。

特徴的な戦い方の「リバースパーティ」は、他とは違ったバトル体験を楽しめるものの、対抗手段を無理なく持てるパーティが少ないために、「ロイヤルマスターズ」において、パーティ選択の幅を狭めている要因であるとも考えています。

「幻獣オーディン」は調整によって「アストロン」への対抗手段となったものの、編成しやすいパーティが限られています。
そのため、「リバースパーティ」ならではのバトル体験は損なわないようにしつつ、一部「系統パーティ」にも対抗手段を追加することで、「ロイヤルマスターズ」でのパーティ選択の幅を広げることを考えています。

「闇の覇者りゅうおう」について

「闇の覇者りゅうおう」は「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」へ最初に登場した記念すべき「超魔王」でしたが、後に続いて登場した「超魔王」と比較すると相対的に活躍しにくい状況が続いていました。
この状況を改善するため、2022年末の上方修正で大幅な強化を行ったことにより環境屈指の「超魔王」へと生まれ変わりました!

属性ダメージの軽減や「ラストスタンド」状態などにより総じて耐久力が高いほか、順当に戦っているだけでテンポよく変身し、引き上げられた素早さから【軽減無視】のダメージを出せるなど、単体の性能が高いモンスターです。

「リバース」の対策ができることも含めてパーティに採用するメリットが大きく、「系統パーティ」の中では対抗できるモンスターが限られていることからも、トップクラスの使用率を維持しています。

「ドラゴンクエスト」としても象徴的な最初の魔王が引き続き活躍していることは喜ばしいと感じつつ、その他の「超魔王」をはじめ、他のモンスターたちの採用機会を増やしたいという思いもあります。

既に、いくつかの「系統パーティ」には「スラ・ブラスター」や「怨恨の骸バラモスゾンビ」など、「闇の覇者りゅうおう」に集中して大ダメージを与えて撃破を狙えるモンスターが登場していますが、幅広いパーティに編成しやすいモンスターは登場させられていませんでした。
そのため、かつて「JESTER」が新生転生によって強大な「ウルノーガ&ウルナーガ」の対抗手段となりえたように、「闇の覇者りゅうおう」に対抗できて、かつ様々なパーティに編成しやすい新生転生モンスターの登場を考えています。

マ素パーティについて

「マ素パーティ」は元々、「相手に対してデバフを積み重ねることで勝利する」遊びを実現するために登場しました。
「ガルマッゾ」などの追加や「マ素」そのものの調整、「ガルマザード」の上方調整を経て少しずつ強化され、かつ皆さまに巧みに使っていただくことで、環境のトップパーティのひとつとなっています。

強さの一例として、とくぎ「マ素侵食」と特性「新たなる神」「ブレイクアーマー」などによる高水準のダメージ軽減と、特性「新たなる神」で呪文防御が下がった相手への「凶ライオネック」による先制攻撃が強力であることが挙げられます。

また、ダメージをしのいだ相手に対しても特性「魔界の門」により強制的に封印状態にすることができ、中期戦にも対応可能な、幅広い対応力も持ち合わせています。

「マ素パーティ」は、デバフに強い相手には戦いづらいパーティとして設計していましたが、組み合わせによる強化の度合いが「系統パーティ」などと比較し頭一つ抜けており、マ素状態を都度解除するだけでは後手に回り続けてしまいます。

「虹のオーブ(偶数ラウンドに光の洗礼)」の追加など、マ素状態を解除する手段を徐々に増やしてまいりましたが、対抗手段としてはまだ不足している認識です。
そのため、マ素状態の解除以外のアプローチも含めた形で、デバフに対抗できるモンスターを強化することを考えています。

ルビスパーティについて

「系統パーティ」はモンスターが系統全体に与える効果によるシナジーで強化されている部分が大きく、パーティに必要なモンスターをすべて仲間にしていないと組むのが難しいという問題がありました。

「大地の精霊ルビス」は、「様々な系統から選抜したモンスターを編成できる夢のパーティ」の実現を目指し、まだ見ぬパーティ編成を作り出す意図で登場したモンスターです。

リーダー特性で大幅に引き上がったHPと特性「せいなるまもり」による「ダメージ30%軽減」「くじけぬ心」に加え、とくぎ「精霊の愛」による全体復活も有し耐久力が非常に高いパーティを構築できます。

各系統から選りすぐりのモンスターを用いることができるため攻撃性能も高水準になっています。

今後は「系統パーティ」も「ルビスパーティ」水準の強さに引き上げていきたいですが、単純に強力な系統モンスターを登場させるだけでは、そのまま「ルビスパーティ」の強化にも繋がる可能性があります。
そのため、「系統パーティ」側を「系統を複数体揃えた際に発動する特性」によって引き上げることで、「ルビスパーティ」との強さの差を埋めていくことを考えています。

今後の調整内容について

■ヴォルカドラゴン(新生転生/ランクSS/6月14日追加予定)
勝率・使用率共に高い「リバースパーティ」に対抗するモンスターとして調整しています。

・竜衆の溶鉄(特性)
バトルの最初にドラゴン系の味方が3体以上なら、3ラウンドの間フィールドを敵味方全体がアストロン・ゴールドアストロン系の状態になるのを防ぐ状態にする。

この特性は特に、「リバースパーティ」の中でも使用率の高い、1ラウンド目を「アストロン」で耐える形のパーティに対して対策となる形を意図しています。

「ドラゴン系の味方が3体」の条件は、現状でも強い「ルビスパーティ」が「ヴォルカドラゴン」の採用によって「リバースパーティ」にまで有利になることを防ぐために設定しています。
また、ドラゴン系5体の純粋な「ドラゴンパーティ」のみならず、超魔王などを一緒に採用した形のパーティでも戦えることで、よりパーティ編成の幅を持たせられると考えています。

・ラヴァフレア
【アンカー】【軽減無視】
敵1体に3回、メラ系の息ダメージを与える。
ラウンドの最後の行動なら、ダメージが3倍になる。

・最大HP+150・素早さダウン(特性)

さらに、新生転生により下がった素早さと【アンカー】とくぎ「ラヴァフレア」によって「魔扉の災禍オムド・レクス」よりも遅く行動することで、「魔扉の災禍オムド・レクス」が変身条件を満たすことを防ぐ動きも想定しています。

・竜衆の防魔(特性)
バトルの最初に発動し、ドラゴン系の味方が5体以上なら、味方全体の呪文防御を1段階上げる。
ドラゴン系の味方が4体以下なら、自分の呪文防御を2段階上げる。

「ドラゴンパーティ」は、系統パーティの中では比較的強力な「スライムパーティ」に対して有利に戦えるパーティでありながら、特に呪文への耐久力の低さ(例えば「凶ライオネック」の先制呪文に打たれ弱いなど)によりパーティとして積極的な選択がしにくい状態でした。

とくぎ「竜の呪文見切り」をおぼえた「竜の秘伝エッグ」はこの状況を改善することを意図して追加したものですが、さらに呪文対策を引き上げて「ドラゴンパーティ」を使いやすくして「リバースパーティ」や「スライムパーティ」への対抗パーティを増やす意図で、特性「竜衆の防魔」を設定しています。

一方で、新生転生前の「ヴォルカドラゴン」は元々パーティの系統を問わず採用できるモンスターだったことも魅力のひとつでしたので、特性「竜衆の防魔」で底上げされた耐久性を活かし、「ドラゴンパーティ」以外にも引き続き採用していただければと思います。

■7月14日新生転生モンスター
「マ素パーティ」への対抗手段を持つモンスターとして調整中です。

■7月21日新生転生モンスター
「闇の覇者りゅうおう」への対抗手段を持つモンスターとして調整中です。

まとめ

運営から闘技場環境や今後の方向性について発表されました!

こういった発表は今までに行われてこなかったし、生放送でもここまで詳細な意図や今後の方針までは触れられたことはなく、かなり異例のこととなります。

内容としては、今の闘技場環境は長いこと同じモンスターが強く、系統モンスターが活躍できなくなっているので、それらのモンスターへの対抗手段をどうするか、という感じです。

具体的に強いパーティ・モンスターとして挙げられているのが、超オムド、超りゅうおう、マ素、ルビスの4つです。

超オムド・レクス

オリハルゴンのアストロンと組み合わせることで簡単にリバースまで持っていくことができ、系統パーティでは対抗手段がないと、確かにこれはそうですね。

自分もゾーマのローブが強化された時に初めて超オムド・オリハルゴンを使ってみましたが、悪魔パーティやドラゴンパーティには9割以上勝てるし、魔獣パーティに至ってはマッチングした瞬間諦める人が多数で、試合にならないことが多かったです。

今後は系統パーティでもオムドに対抗できる手段を増やしていくそうで、その第一弾としてヴォルカドラゴンに新生転生が追加されます!

ドラゴン3体で組むと、フィールド全体をアストロン・ゴールドアストロン無効化状態にできます!!

オーディン以上に明確な対策になるので、今後のリバースパーティはオリハルゴンでお手軽に、とはいかなくなりそうです。

超りゅうおう

超りゅうおうは単体性能が高いだけでなく、超オムドのリバースを封じられることから採用率が非常に高くなっています。

スラ・ブラスターやバラモスゾンビは単体イオ持ちで超りゅうおうを意識した性能になっていますが、それが決定打になったかというと微妙なところです。

かつて超ウルノーガがJESTERに駆逐されたように、組み込みやすく対策できるモンスターが新生転生で実装されるようです!

WORLDや氷炎の化身がそれに該当するような気がしますが、それでもまだまだ強い状況が続いてますからね。

というか、個人的には超りゅうおう以上にエスタークの方がパーティの幅を狭めてるような気がするのですが、このおしらせでエスタークに一切触れていないのはちょっと気になります。

マ素パーティ

ガルマザードは確かにデバフを盛り過ぎてて、攻撃面でも防御面でも無対策だと固すぎるのはあります。

マ素浸食からのけがれた凶風もドラゴンパーティや魔獣パーティに刺さると簡単に壊滅できたりして、なおかつブレイクアーマーと組み合わさった時の耐久力の高さもすさまじいです。

光のはどうや奮起のツメなど対策手段もあるにはありますが、それがなければどうしようもないって側面も確かにありますね。

ヴォルカドラゴンの新生はマ素パーティも意識した性能になっていて、ドラゴン5体以上で全体マジックバリア、4体以下で自分にマジックメイルという変則的な特性になっています。

 

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